令和 2 年度 地域のために出来ることを (美郷町老人クラブ連合会 福寿会)

 
ゆうひパーク (浜田市) にて記念撮影
美郷町湯抱の「塚本工業」にてマイクロバス借用
1 軒ずつ参加者宅付近へ迎え
1 軒ずつ参加者宅付近へ迎え
乗車前には体温チェック
家族からの見送り
1 軒ずつ参加者宅付近へ迎え
「買物助け隊」の発起人、前会長の能美 龍雄 氏 (写真 右)
マイクロバスの運転を担うのは、伊藤 豊 会長
3/21 にオープンしたばかりの「はまだお魚市場」
3/21 にオープンしたばかりの「はまだお魚市場」
3/21 にオープンしたばかりの「はまだお魚市場」
参加者からの希望で「トライアル」にも寄ります
買い物中
買い物中
買い物中
たくさん買いました
たくさん買いました
大型ショッピングセンター「ゆめタウン浜田」
まずは腹ごしらえ
買い物中
買い物中
買い物中
買い物中
「ゆうひパーク」へ寄り道
「ゆうひパーク」へ寄り道
「福寿会ニューズレター」で、定期的に情報伝達をしています
県道「別府川本線」沿いに 60 戸ほどの家々が点在する地域にある単位クラブ「福寿会」の買い物支援の取り組みを紹介します。

会員は 66 歳から 95 歳の 41 名 (R3 年 3 月現在)。福寿会のある地域から役場や商店のある町の中心まで 20km 近くの距離があり、路線バスは朝と夜に 1 便ずつ。
JA や保育所もなくなった高齢化率約 60% の地域で、会員外を含む地域の高齢者を対象に、会員が出来る買い物支援に平成 29 年度から取り組んでいます。

1 つは、買い物代行です。
毎月 1 回、12 名の会員有志「買物助け隊」が交代で、予め登録された方から注文を受け、スーパーやホームセンター等で買い物をして、注文された方の自宅へ届けて集金をします。
買い物をきっかけに、注文と配達の毎月 1 ~ 2 回は誰かがその家庭を訪問するので、自然な見守りにつながっています。
「買物助け隊」の活動頻度は、一人あたり年 1 回程度。買い物代行のついでに、自分の買い物もして良いこととしています。
また、買い物代行にかかるガソリン代は、福寿会で負担しています。

もう 1 つは、買い物ツアーです。
年 1 ~ 2 回、マイクロバスで大型ショッピングセンターや参加者が希望するところへ出かけ、目で見て、手に取って、買い物をしてもらいます。
令和 2 年度は、コロナ禍のため延期していましたが、3 月 26 日 (金) にようやく出かけることが出来ました。
例年、30 名近くが参加されますが、今回の参加は 13 名。
今年度から会長に就任した伊藤 豊さん (68 歳) は、会社を経営しながら 5 ~ 6 年前に入会。当日早朝、美郷町湯抱にある「塚本工業」でマイクロバスを借り、自らハンドルを握って、1 軒ずつ参加者宅付近へ迎えに行きます。
今回の行き先は、3 月 21 日にオープンしたばかりの「はまだお魚市場」、参加者から希望のあった「トライアル」、ひと通り何でも揃う大型ショッピングセンターの「ゆめタウン浜田」です。
目的地に到着すると予め集合時間を決め、各自で買い物をして、バスに戻ります。
帰りは、往路と反対の順路で 1 軒ずつ参加者宅付近で停車し、希望者は増えた荷物を玄関先まで運びます。

福寿会の日頃の活動は、第 2 ・ 4 木曜に集会所に集まり、晴れたらグラウンド・ゴルフ、雨なら室内ペタンクをしています。
また、第 1 ・ 3 木曜は、地域の女性団体「にこっと会」と一緒に健康づくりの取り組みをしています。

今後、毎週木曜の活動にあわせて移動販売車に来てもらうことを検討しています。
支援する人される人も、この地域に生まれ、この地域に嫁いで良かったと思ってもらえる地域となる一助となる活動をしていきたいと思います。


福寿会による買い物支援の取り組みは、本会ホームぺージ「各地域の活動」の「地域づくり」、「令和 2 年度 島根県老人クラブ連合会『活動賞大賞』受賞団体 (美郷町老人クラブ連合会 福寿会)」でも紹介しています。