例年開催しております市町村老連・会長事務局長会議とあわせ、今年度初めて「高齢者による地域支え合いフォーラム」を 11 月 6 日 (水) に島根県民会館 (松江市) で開催しました。
午前中は、各市町村老連会長・事務局長等が集まり、今年度「島根県老人クラブ連合会活動賞大賞」並びに「全国老人クラブ連合会活動賞」を受賞された 7 団体の表彰と次年度の重点事業について協議を行いました。
午後からは、老人クラブ関係者、行政、地域福祉実践者等が一堂に会し、老人クラブの存在意義・価値を再認識するとともに、生活支援サービスにおける老人クラブへの期待そして福祉のまちづくりにおいて担う役割等について共通の認識を形成することを目的としたフォーラムを行いました。
シンポジウムでは、「地域福祉の担い手としての老人クラブ活動を考える」をテーマに、県内の 4 つの活動事例を発表していただきました。どの発表団体も、様々な工夫を凝らし、会員のみならず地域の高齢者を巻き込み、他組織との連携・協力体制を取りながら魅力ある活動を展開しておられました。
北川泉コーディネーターからは、「老人クラブは、会員全体の高齢化や会員減少等様々な課題も抱えているが、会員自身が楽しみながら活動していくことがクラブの活性化や生きがいづくりにつながる」とご指導いただきました。
今回のフォーラムは、他組織の方に老人クラブ活動を PR する良い機会になったのではないかと思います。老人クラブ自身も他の関係者や団体の活動にも目を向け、一緒にできる活動を考えていきましょう。
