持田幼稚園での餅つき (2024.12.24)
はじめの会
持田小学校での昔のあそび交流会 (2025.1.29)
写真右 : 丸山知事 写真左 : 池本会長
みんなで写真撮影
丸山知事、持田鶴友会、持田小学校 1 年生
◆活動の概要
小学校、幼稚園との世代間交流
- 「昔のあそび」の遊びでは、コマ回し、メンコ、竹馬、あやとり、お手玉、おはじきといった昔から親しまれた遊びを次世代に伝えようと、世代間交流事業として 20 年前から続けています。令和 5 年度は会員手作りの竹馬を取り入れました。年々この事業に参加する会員も増え、児童も楽しみにしています。
- 最近野菜を作る家庭が少なくなり、種まき、苗植えから収穫までの過程を知らない子どもが増えています。小学校の畑を利用して夏野菜、さつま芋、大根など季節に合わせて、植物が育っていく様子、また水やり、施肥、除草などを一緒に体験し収穫の喜びを知る良い機会となっています。
1. 取り組みについて
令和 5 年度
5 月 8 日 |
1 年生対象 さつま芋苗植え 会員 6 名参加 |
5 月 25 日 |
2 年生対象 わたしの野菜を育てよう (夏野菜 : ピーマン、ナス、オクラ、キュウリ苗植え) 会員 6 名参加 |
5 月 30 日 |
2 年生対象 野菜教室 (野菜の種類・育て方の指導) 会員 1 名参加 |
6 月 12 日 |
幼稚園児対象 さつま芋の苗植え 会員 5 名参加 |
9 月 16 日 |
2 年生対象 大根の種まき 会員 3 名参加 |
11 月 20 日 |
1 年生対象 焼き芋大会 会員 8 名参加 |
12 月 6 日 |
幼稚園児対象 焼き芋パーティー 会員 4 名参加 |
2 月 21 日 |
1 年生対象 昔の遊び (コマ回し、メンコ、竹馬、あやとり、お手玉、おはじき) 会員 26 名参加 |
- 野菜作りでは、種の蒔き方、苗の植え方を指導しました。また、水やり、施肥、除草など児童と一緒に行いました。
- 昔の遊びでは、会員手作りの竹馬に初挑戦しました。各種目に分かれてマンツーマン指導しました。
2. 取り組み成果
- 夏野菜作りでは、施肥、除草、水やりなど夏休み期間中の管理が大変だったが、収穫時の児童の笑顔に癒されました。
- 子ども一緒に遊ぶと、楽しく元気がもらえます。
- 私たちが子どもの時代は、竹馬やいろいろな物を自分たちで作って遊んだが、祖父母と同居しない家庭も増えているので、昔の遊びを継承し、世代間交流の場として今後も続けていきたい。
令和 6 年度の活動を紹介します
✿持田鶴友会は、年間を通して小学校や幼稚園へ出かけていき、世代間交流を続けておられます。
- 令和 6 年 12 月 24 日 (火) は、池本光政会長と 3 名の会員が持田幼稚園の餅つき・鏡餅つくりに講師として参加しました。臼に蒸したもち米を移し、杵を使って慣れた手つきで餅つきを行う会員。園児たちも持田鶴友会の皆さんに支えてもらいながら順番に杵で餅つきをしました。最近は、臼と杵を使った餅つきを見たり、行ったりしなくなっています。園児たちは、かけ声を出し、楽しくお餅つきをし、できたお餅を丸めて、それぞれ鏡餅を作っていました。池本会長は、「昔ながらの餅つきを体験する良い機会となっている。今後も続けて行きたい。」と話しておられました。
- 令和 7 年 1 月 29 日 (水) は、持田鶴友会会員 48 名が持田小学校での「昔のあそび交流会」にボランティアとして参加しました。持田小学校では平成 23 年から生活科の授業として 1 年生が地域の高齢者の方と昔のあそびを通じて交流をしています。今年も 1 年生 52 名がおはじき、めんこ、こま、竹馬、あやとり、お手玉とそれぞれ分かれて各コーナーをローテーションし、持田鶴友会の皆さんから昔のあそびを教えてもらっていました。
持田鶴友会は、令和 6 年度県民いきいき活動奨励賞を受賞され、11 月 29 日 (金) 表彰式後、丸山知事との懇談をきっかけにこの日は丸山知事が活動の様子を視察されました。知事も児童と一緒に昔のあそびを挑戦されました。なかでもコマ回しは、何度も挑戦されましたが思うように回らず、丸山知事は、「難しいですね。」「学校や家庭だけでは出来ない体験を子どもさんにしてもらっているのは本当に心強く思いましたし、それを支えてもらっている地域の高齢者の皆さんの活動に感謝したいと思います。」と話してくださいました。池本会長は、「今後も地域の小学校との昔の遊びや野菜作りなどを通して交流を深めていきたい。継続は力なり。」と話しておられました。
県民いきいき活動奨励賞表彰式の様子は、本会ホームページで紹介しています。