島根県において島根創生計画に掲げる「高齢者の活躍推進」を進めるため、健康長寿や生涯現役等の関係事業の情報発信を目的に発行されている季刊情報誌「しまねすまいる days 」。
今回 12 月 18 日 (月) の vol.15 発行に向けて、(株) 山陰中央新報社の取材に同行させていただきましたので、その様子を紹介します。
吉賀町老人クラブ連合会は、平成 30 年度から会員の皆さんが栃餅、よもぎ餅、鮎飯を作り、町内のイベント「きん祭 (さい) みん祭 (さい) 農業文化祭」(六日市会場、柿木村会場) に出店し販売しておられます。今年は 4 年ぶりに開催されました。
取材のあった 11 月 4 日 (土) は、六日市会場でのイベント前日に会員の皆さん 12 名が七日市公民館に集まり、朝から栃餅、よもぎ餅の製造を開始されていました。。地元産のもち米を蒸し、あく抜きした栃の実を混ぜて餅をつきます。ついた餅は、餅きり機で切り、慣れた手つきで餅を丸め、あっという間に茶色の栃餅が完成です。続いて、会員さんが取ったよもぎを使い、よもぎ餅をつきました。
お昼は、みんなでお弁当を食べ、お話も弾みました。
午後はついたお餅をパックに入れる作業をして、明日のお祭りに備えました。
11 月 5 日 (日)、天候にも恵まれ、吉賀町役場において「きん祭 (さい) みん祭 (さい) 農業文化祭」(六日市会場) が開催されました。老人クラブのブースには、「栃餅、よもぎ餅」が並べられました。栃餅は 5 個入り、よもぎ餅は 6 個入りを 500 円で販売します。お祭りの開始とともにお餅を求めて知人らが次々と訪れ、1 時間半で準備したお餅 (栃餅 87 ケース、よもぎ餅 46 ケース) が完売しました。
11 月 19 日 (日) は、会場を変え、柿木村会場で老人クラブ連合会の皆さんは前日から鮎飯を準備し、2 時間で 120 パックを完売し、大人気だったようです。鮎も老人クラブの会員さんが高津川で釣ったものです。
本廣順保事務局長は、「4 年ぶりに開催され、老人クラブの会員で集まって交流する場ができ、とても良かった。」と話されました。
村上毅会長は、「同町内では以前は家でお餅をついていたが、近年では食べる機会が少なくなった。平成 30 年度、令和元年度にも取り組んだ手作りのお餅や鮎飯を販売することにしました。会員が集まり、仲間と話す機会ができ、今後も続けていきたい。」と話されました。
【お楽しみに】今回の取材内容が掲載される季刊情報誌「しまねすまいる days vol.15 」は、12 月 18 日 (月)、山陰中央新報の折込にて発行されます。