平成 28 年度 県老連 友愛活動推進委員による「小田友和会 サロンももやま」視察

 
平成 27 年度 友愛活動実践基盤整備事業「縁側サロン開設」の取り組みをされたサロンももやま(江津市老人クラブ連合会 小田友和会)へ本会友愛活動推進委員による視察に訪問しました。
取り組みの概要は、以下の通りです。

◆取り組みのきっかけと準備
集落には独居世帯や日中独居の方も多く、友愛活動実践基盤整備事業をきっかけに、歩いて来られるところで高齢者が気兼ねなく集える場づくりをしたいと考え、女性部役員と相談しながら縁側サロン開設に取り組むことにした。
当初は、独居の方の自宅をサロンの開催場所にしようと考えていたが、印刷機を購入して集落の高齢者が居られる 60 戸へ案内を持って訪問したところ参加希望が沢山あったので、地域の集会所を借りて開催している。

◆活動の内容・効果
認知症予防も兼ね、とにかく指の運動をということで、月に 2 回、会員がお互いに先生となって主に編み物や折り紙などの手芸・工作をしている。
みんなで編んだタワシを手土産に独居高齢者の方々を訪問したところ、大変喜ばれた。
集会所のキッチンで、蒸かし芋やパンケーキ、スイートポテトなど、簡単なおやつ作りもしているが、今後は一品調理にも取り組んでいきたい。
参加者がお世話をしてもらうサロンではなく、お互いに意見を出し合い、みんなでするサロンとなっている。
今後も、楽しく、明るく、長続きできるサロンにしようと話しあっている。