平成 28 年度 県老連 友愛活動推進委員による「川跡長生会連合会」視察

 
平成 28 年度 友愛活動実践基盤整備事業「声掛け実践」に取り組みをされている川跡長生会連合会(出雲市高齢者クラブ連合会 慶人会)へ本会友愛活動推進委員による視察に訪問しました。
10 月 3 日当日は、各地区代表の女性部の皆様による手土産品制作の様子も見学しました。
取り組みの概要は、以下の通りです。

◆取り組みのきっかけと準備
東北の震災もあり、災害時の独居高齢者に対する情報伝達や救出支援等の役割分担、また生活支援(買い物支援、簡単な修理・片付)や話し相手等に取り組む必要性は考えていた。
この度、助成金の申請および決定をきっかけに、個々の希望等の情報を一元化するマップ作成に取り組むこととした。
県老連主催「友愛活動スーパーバイザー養成研修会」へ事務局長 1 名と 5 地区より 1 名ずつ、計 6 名を平成 25~27 年の 3 ヵ年に渡って派遣を行い、正副会長および 6 名の友愛活動スーパーバイザーにより推進方法等について話し合いを行った。

◆今後の計画
災害時等の支援希望者のマップを作成し、各単位クラブによる訪問活動を行う。コミュニケーションを取りながら、日頃の困りごとや支援内容の要望等を個々に聞き、どのように対応するか検討を行う。
マップは、亡くなった方や支援希望者の追加など、新しい情報を更新し、将来的には同市内にある先進的な地区のように単価を決め、支援される側が気を遣いすぎることのない仕組みづくりや大規模災害の避難担当も決めていきたい。