◆活動の概要
健康づくり活動を静的、動的に長年にわたりバランスよく実施してきており、会員の健康寿命の延伸に貢献しており、他のクラブの模範となっています。静的活動は、里方寿会「健康づくり講演会」を開催しており、動的活動は、次の同好会 (部) が積極的に運営されています。
1) グラウンド・ゴルフ部は、練習を毎週月曜日実施、大会を年 2 回開催しています。
2) ゲートボール部は、練習を毎週日・火・金実施、斐伊地区 (里方寿会交流センター単位の地区) 高齢者親善大会等各種大会に参加しています。
毎年開催している「健康づくり講演会」は、企画を担当する健康づくり推進委員が、会員のニーズを把握して、それに応じたテーマ・講師を選び、全員が参加したくなる講演会となるように工夫して取り組んでいます。「健康づくり講演会」は、平成 22 年度から令和 4 年度までの 13 年間途切れることなく開催しており、今後も継続実施予定です。
1. 取り組みについて
1) 活動の目的を会員の健康維持・増進におき、モットーは「いつまでも元気で」として、その学習 (健康講演会) と楽しみながらできる運動を両輪として取り組んでいます。
2) 事業名は「健康づくり」。原則として年に 2 ~ 3 回、講師 を招聘しての健康講演会と年 3 回のスポーツ大会 (グラウンド・ゴルフ大会 2 回、ゲートボール大会 1 回) を開催しています。
健康講習会の内容は、講師に任せるのではなく、健康づくり推進委員が高齢者の健康維持増進にはどんな知識が必要か、その実践にはどうしたらよいかを考え、講演会の始めに体力 (健脚) 測定を行い、会員の体力の実態を把握し、それをベースに計画的に実施しています。
3) 事業の開始時期 健康講座 平成 22 年度
4) 活動頻度は、健康講習会は、年間 2 ~ 3 回、スポーツ大会は年間 3 回程度。
5)「健康づくり講演会」の企画にあたっては、会員のニーズの把握にも努めて、講師の選択、講師との綿密な事前打ち合わせを行ったうえで実施しています。講座に関連性を持たせ、関心を喚起して実践できる講座を計画しているところに長期間にわたる継続実施できている理由です。このようなカリキュラム・講師の選定・実施方法に特徴があり、講師は多岐にわたっています。ニーズの把握には、単なる聞き取りだけでなく、時には会員へのアンケート調査を実施し、きめ細かな配慮のもとに活動を実施しています。平成 22 年度から開催している「健康づくり講習会」は、コロナ禍で 1 回の開催となった令和 2.3.4 年度を除き、毎年 2 ~ 3 回実施され、令和 4 年度には、32 回目が開催された (13 年間に 31 回)。参加者は最も多いときには 110 名で、平均 38 名です。
6) 実際に身体を動かす運動は、開始当初の軽体操から賞品を授与する大会方式を取り入れて実施するように変更してきました。これにより、参加意欲が高まってきました。しかし、身体を運動的に動かせない会員のためには軽体操も必要と考えており、その取り組みの再開も視野に入れています。
2. 取り組みの成果について
会員数は残念ながら漸減しているが、里方寿会のコア活動の一つとして、会員から継続実施が望まれており、我々の団体の三大運動の一つである「健康」は最重要な項目であるといっても過言ではないと考えるが、参加者が減少することなく、幅広く活動が継続されていることそのものが成果です。