匹見小中学校社会教育コーディネーターから「映画上映会」のご案内
益田市社会福祉協議会の柴田さん考案「ばらばら漢字クイズ」
益田市社会福祉協議会の柴田さん考案「ばらばら漢字クイズ」
益田市社会福祉協議会の柴田さん考案「ばらばら漢字クイズ」
益田市社会福祉協議会の柴田さん考案「ばらばら漢字クイズ」
1 ~ 2 月は積雪時期のためお休み。次回は、3 月 10 日 (木) です。
益田市老人クラブ連合会匹見支部 (以下、匹見支部老連) は、6 つの単位クラブで組織する会員 179 人 (R3.4.1 現在) の連合会です。
市の介護予防教室 (高齢者生きがい対策) 事業の委託を受けるなかで、令和 3 年 9 月から、介護予防教室「元気アップの集い」を開催しています。
単位クラブでは、地域の駐在所から講師を招いて交通安全や特殊詐欺被害防止について話しを聞いたり、集いの場としている公民館や保健センターの清掃活動などに取り組んでいます。
コロナ禍や高齢化が進み運転ができなくなった方が増えた影響により、匹見支部老連で集まることが難しくなるなか、このままではいけないと立ち上がったのは、益田市匹見総合支所 保健師の岩本さん。匹見支部老連、地域包括支援センターを担う益田市社会福祉協議会と話し合いを重ね、新地域支援事業 (介護予防・日常生活支援事業) の「匹見地域 高齢者生きがい対策 老々デイ事業」として、市のバスでの送迎や専門職の派遣が可能となり、介護予防教室を実施する目途が立ちました。
介護予防教室「元気アップの集い」は、特別養護老人ホームもみじの里地域交流ホールを会場に、令和 3 年 9 月から、第 2 木曜の 13 時 30 分から 15 時 30 分、参加費無料で実施しており、現在の登録者は 31 人です。
お話しを伺った 12 月 9 日 (木)、体温チェックを含む受付の後、市の保健師に血圧の計測をしてもらいます。この日は、初参加の 4 人を含めて 22 人。
匹見支部老連 副支部長さんのあいさつで介護予防教室「元気アップの集い」がスタート。副支部長さんは、早く一月が経って欲しい、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごすのを待ち遠しく思っているそうです。
匹見支部老連 支部長さんからは、動けるうちに何でも参加して、元気に過ごしましょうとあいさつがありました。
まずは、健康運動指導士の指導で、身体を動かしながらの頭の体操や下肢を鍛える体操。お茶タイムを挟んで、作業療法士の指導でストレッチなどを行います。
1 時間ほど身体を動かした後は、匹見小中学校社会教育コーディネーターから、匹見支部老連も協賛する「上映会ご案内」。映画館のない匹見町で映画「はなちゃんのみそ汁」を子どもたちや地域の皆さんと一緒に観ることができ、先着 70 名の申込先は公民館ですが、この日は特別に申し込みができます。
匹見小中学校社会教育コーディネーターからは、令和 4 年から小学校の図書館を「地域まるごと図書館 (仮称)」として、地域の皆さんが本を読んだり、将棋をしたり、お茶を飲んだり、集いの場として利用できるようになることや、それまでは、職員玄関にある本棚や図書館にある本の貸出しができることの案内がありました。また、小学校に来られた際は、ぜひ子どもたちの様子を見たり声をかけたりして欲しいと案内がありました。
益田市社会福祉協議会匹見支所の柴田さんの考えたゲームは、バラバラになった漢字の部首を組み合わせ、馴染み深い 2 つの漢字を連想します。思わず「あ、○○」と声に出して答えを言ってしまう人もあり、楽しく時間が過ぎていきます。
終わりには、内谷老人クラブ 会長さんから「なかなか頭と身体がついていかないこともあるが、この介護予防教室があることで半日、お互い笑顔で過ごすことができる。ここへ来て、皆さんと話しをすることが幸せと感じている」とあいさつがありました。
終了後、匹見支部老連 副支部長さんに、改めて介護予防教室「元気アップの集い」について感想うかがうと「6 年前に妻を亡くして家では一人なので、とても楽しく参加しています。過疎の地域ですが高齢者対策をしていただいて、この地域に住んでいる者としてとてもありがたいです」と話してくださいました。
市、学校、医療法人など多くの機関・専門職が関わり、介護予防教室であるとともに集いの場や様々な情報提供の場につながっています。