老人クラブとは

老人クラブは、地域を基盤とする高齢者の自主組織です。
地域の「老人クラブ」を基礎組織として、「市町村老人クラブ連合会」、「都道府県(指定都市)老人クラブ連合会」、「全国老人クラブ連合会」を組織し全国的なネットワークを有する高齢者組織として活動を行っています。

老人クラブが目指すもの(基本理念)

生きがいづくり < 高齢期の充実 > - 趣味・文化・レクリエーション等
健康づくり < 健康寿命を伸ばす > - 健康学習・運動・体力測定等
仲間づくり < 同世代の連帯・支え合い > - 例会・声掛け・友愛・親睦・旅行等
地域づくり < 社会貢献 > - 環境美化・リサイクル・ボランティア・世代交流等

老人クラブの目的

(1) 仲間づくりを通して、生きがいと健康づくり、生活を豊かにする楽しい活動を行うとともに
(2) その知識や経験を生かして、地域の諸団体と共同し、地域を豊かにする社会活動に取り組み
(3) 明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努めること
を目的としています。

会員

入会を希望する高齢者で、概ね 60 歳以上の方を対象としています。
準会員や協力会員制度を取り入れ、60 歳未満の方の参加も受け付けているクラブもあります。

組織

日常的に声をかけ合い、歩いて集まることのできる小地域の範囲で組織しています。
クラブの規模は、おおむね 30 名から 100 名を標準としています。

運営

会員による自主的かつ民主的な運営をしています。
クラブ活動の財源は、会員の会費によってまかなうことを基本とします。
また、高齢者の生きがいや健康づくりの推進等の活動について、国、地方自治体から支援を受けています。